苦手な人が多い青魚の目玉。目玉は健康にいいは本当か

魚は好きだけど、魚の目玉が苦手だという人は多くいます。DHAやEPAが豊富に含まれている青魚ですが、トロっとした独特の質感の目玉には栄養素が多くという噂があるんです。

魚の目玉が健康にいいというのは本当なのか、目玉に含まれる栄養素について調査します。

魚の目玉は食べてもいいの?その栄養とは

魚の目には栄養がたっぷりと含まれており、食べた方が健康にいいという話があります。そんな魚の目にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。魚の目にはこのような栄養素が含まれています。

DHA・EPA・コラーゲン・ビタミンB1

 

魚の目を食べて大丈夫なのかと心配する人もいるようですが、魚の目は本当に栄養が豊富な場所なんです。DHAEPAはもちろん、コラーゲンビタミンB1も豊富です。むしろ食べることをおすすめします。

コラーゲンが含まれているため、生ではプルプルとした質感が特徴的です。やはり生のまま食べた方が栄養素の減少がなく、さらに独特の柔らかい食感で食べやすくなっています。

ですがどうしても生のまま食べられないという人は加熱してももちろんOKです。ただし栄養素の減少と、食感が生食よりも硬くなってしまうという変化はあります。

DHAの弱点とは。そのカバー方法や注意点

DHAは健康にとてもいい効果を発揮するといわれるオメガ3脂肪酸であり、大変注目されている成分です。そんなDHAにも実は弱点があります。

その弱点を知っておくことで、DHAの効果を減少させることなく、有効摂取することができるのです。DHAの弱点とは、そしてそのカバー方法について見ていきましょう。

check

DHAの弱点

DHAはさまざまな健康効果を私たちに与えてくれる成分として、積極的な摂取が勧められているとても重要な栄養素です。そんなDHAですから、効果的に摂取したいところですが、実はDHAには弱点があります。DHAの2大弱点はこの2つです。

  • 酸化スピードが速い
  • 熱に弱い

DHAは青魚に最も多く含まれていますが、例えばその調理方法を見てみましょう。魚を焼いたり、フライにするために揚げたりすると、魚に含まれてるDHAの含有量はこのように変化してしまいます。

  • 焼き魚・・・約15%減少
  • フライ・・・約50%減少

温度が高くなり熱する時間が長くなるほど、その含有量はどんどん減少してしまうことが分かります。

DHAの弱点をカバーするために

酸化しやすく熱に弱いというDHAの弱点ともいえる性質をカバーするためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。まず大切なことは、速やかに摂取するということです。

青魚は買ってきたその日のうちにできるだけ早く食べることが鉄則。そして熱を通さなくてもいいお刺身などがベストです。

もしも青魚などの食材からではなく、サプリメントなどの健康食品からDHAを摂取しているという場合は、ビタミンCビタミンEアスタキサンチンポリフェノール類などの強力な抗酸化作用を持つ成分と一緒に摂取することをおすすめします。酸化しやすいDHAの性質をうまくカバーしてくれますよ。

比較されやすいEPA。DHAとの違いとは

どちらも青魚に多く含まれ、健康にいいとされる脂質オメガ3脂肪酸に分類されるDHAとEPAですが、その似たような性質から比較されやすい成分でもあります。

似たようにみえて実は違いもあるこの2つの成分ですが、どのような部分に違いがあるのでしょうか。

DHAとEPAその違いとは

DHAもEPAも不飽和脂肪酸であるオメガ3脂肪酸に分類されるとても似た成分ではあります。ですがこの2つの成分にはそれぞれ特徴があり、効果に違いもあるんです。その違いをきちんと理解すると、それらの効果を有効に得ることができます。

多く含まれている食材

DHAもEPAも最も多く含まれているのは青魚です。DHAを最も多く含むのはマグロ、EPAを最も多く含むのはイワシと魚の種類に違いはあるものの、どちらも青魚に多く含まれることに違いはありません。

働きや効果

DHAとEPAを比べてみると、その効果や働きには違いがあることが分かります。

DHA
脳の神経細胞や視神経細胞へ働きかけ、学力向上記憶力向上認知症予防などに効果を発揮します。また視力回復効果アレルギー症状の改善効果もあります。

EPA
血流を改善し血栓ができにくくしたり、血管の老化を防ぐことで、動脈硬化心筋梗塞の予防に効果を発揮します。コレステロール値を改善し、生活習慣病も防ぎます。

DHAは脳細胞や視神経へアプローチ、EPAは血液や血管へのアプローチが主たる働きです。

血液脳関門への働きかけ

血液脳関門はその名の通り脳の奥へ進むための関門のような働きをする部分で、有害物質を選別し、フィルターの役割を持っています。

この血液脳関門を通ることができるのはDHAだけで、EPAは通過することができません。そのため、DHAの方がEPAよりも脳への働きかけが強力だと言えます。

似ているようでさまざまな違いを持つこの2つの成分ですが、どちらもとても大切な成分であり、しかも体内合成できない必須脂肪酸です。そのためどちらも積極的な摂取が望まれます。

DHAの注目効果。頭が良くなるは本当?その仕組みとは

学習能力や記憶力向上効果があるとして、認知症予防にも活用されているDHAですが、なぜこのような効果が期待できるのでしょうか。その仕組みに迫ります。

DHAに期待される効果とは

DHAにはさまざまな健康効果がありますが、特に有名であり期待される効果がこのようなものが挙げられます。

記憶力向上効果
学習能力向上効果
アルツハイマー型認知症予防改善効果

 

DHAは主に青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸で、健康にいい働きをするオメガ3脂肪酸に属する成分ですが、日本人の子供の知能指数が高い要因のひとつとして、魚を食べる習慣、和食にあるとして注目されました。

今ではDHA配合のパンなどさまざまな食品や、赤ちゃん用の粉ミルクも登場しています。

DHAがあたまが良くなる成分と言われるのはなぜなのか

DHAが頭が良くなる成分であると言われる所以はなぜなのか。そのヒントはこのようなことにあります。

血液脳関門を突破できる

血液脳関門とは、有害な物質が脳内に入り込まないよう、まさに関門となって通していいもの、そして悪いものを選別する役割を持っている部分です。

この血液脳関門を通ることができる物質はほんのわずかしかなく、DHAはそのわずかな物質の中に含まれています。

ニューロンの働きを活発にする

DHAはニューロン、いわゆる神経細胞の働きを活発にする働きを持っています。ニューロンはシナプスという触角のようなものを持っており、他のニューロンと合体する性質があります。

ニューロン同士が手をつなぐことで、スムーズな情報の伝達ができるようになるのです。

血流を良くする

DHAには血液の流れを良くし、さらにサラサラの血液にする働きもあります。十分な血液が脳内に流れると、酸素や栄養素が隅々まで行き渡るようになります。

DHAが頭を良くする成分と言われるのはこのような仕組みによるものが大きいと言えるでしょう。

一緒に摂ると効果アップ!DHAと相性抜群の成分

DHAは多くの健康効果を持った不飽和脂肪酸です。必須脂肪酸であり体内合成できないため、積極的な摂取が必要ですが、一緒に摂取することで、DHAの効果をさらに高めることができる成分があるんです。それはどのような成分なのでしょうか。

yorokobi

DHAの効果を高める相性のいい成分

DHAは非常に健康効果の高い成分であることは間違いありませんが、弱点やその性質によっては効果が現れにくい場合もあり、DHAの働きをさらにパワーアップさせてくれるサポート成分が必要です。相性のいい成分はこのようなものが挙げられます。

ビタミンE

DHAと相性のいい成分といえば、なんといってもビタミンEでしょう。ビタミンEは脂溶性のビタミンで、とても強力な抗酸化作用のある成分です。血行を良くする効果も持っています。

DHAは実はとても酸化しやすいビタミンであることでも有名です。一緒に摂取することで、DHAの酸化をビタミンEがガードしてくれるのです。

また、ビタミンEは脂溶性のビタミンのため、熱などにも強くその品質が劣化しにくい特徴も持っています。DHAの働きをしっかりとサポートしてくれます。

EPA

DHAと同じオメガ3脂肪酸であるEPAも一緒に摂取したい成分のひとつです。DHAとEPAは似たような成分でありながら、実はその働きが違います。

この2つの成分を一緒に摂ることで、血管、その両方のケアができるのです。DHAは脳に特に作用する成分であり、EPAは主に血管や血液に効果を発揮します。お互いのいい部分を補い合いながら働くことで、その効果がアップすると言える成分ですね。

このように一緒に摂取することで、DHAの弱点のカバーやその効果を倍増させることができる成分があるんです。それらに注意しながら、食事メニューやサプリメント選びを行うと有効的ですよ。